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ぼちぼち
by eriko621
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秋の気配
9月に入って、めっきり涼しくなりました。というか、若干寒い。日中あんなに暑かったのに、秋は確実にやってきています。この辺りでは、秋が来たかと思うとすぐに冬みたいになる。秋が短いんです。
日本ではきっと「食欲の秋」と銘打ち色んな食べ物があるんだろうなぁ。栗やサツマイモのおやつ、秋刀魚にまつたけ、食べたいなぁ。
・・・とまぁ、食べ物の話はおいといて、こちらではもう冬支度です。
今日は石炭を購入したんです。
秋の気配_b0049218_0521097.jpg我ら3世帯が住むアパート、カロリフェルというセントラルヒーディングで家を暖めているわけですが、そのカロリフェル用の石炭を買ったんです。
写真のような器具が各部屋にあり、家中暖めてくれます。頼もしい奴です。3家族が3トンずつ購入して、計9トンの石炭がアパートの倉庫へと搬入されました。トンとか言われてもピンと来ないけど、すごい量でした。これでみんなぬっくぬくで冬を越すんです。
石炭は家主さんが朝と晩、毎日焼いてくれます。石炭をその機械みたいなのに放り込んだら、後は勝手に温度調節しながらアパートを暖めてくれるという代物。ガスストーブや電気ストーブ、エアコン、こたつしか知らない私には、興味深いものです。
日本の冬の家より断然あったかい、家でセーター着たら暑いくらい。

ただ、これだけ快適な温度の為にはそれだけの代償がいります。石炭3トンで7万円くらい払ったのかな。
石炭の相場なんて知らないので安いのか高いのか分かりませんが、暖房費で7万円使っているということ。トルコの物価からして、どうなんだろう、コレ。
でも半年くらい(10月半ば~3月)毎日あったか生活を考えるとやっぱり安いのかな。

この家では石炭を焼く前のちょうど今頃、一番寒い時期です。



追記++++

追記するほどのことじゃありませんが、ちょっとおもしろかったので。

こちら石炭の種類や大きさによって名前が付いてます。
丸くて大きいもの→ポルタカル(オレンジ)
ごつごつして小さなもの→ジェヴィズ(くるみ)
石炭カス集めて固めたもの→スクルムシュ(固めたもの)

もちろん大きなものの方が高い。石炭屋なるものがここではあるんですが、そこで値段交渉している時の内容を聞いていて、オレンジがどうの、くるみがどうのって、石炭と一体何の関係があるんだ?と思いました。実物見て納得。

トルコで石炭をお求めの際は、通っぽくオレンジ○トンと言ってみてください。
そんな機会ないと思うけど。
by eriko621 | 2005-09-06 01:34 | トルコ小話
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