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ぼちぼち
by eriko621
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今頃ゲット 家族手帳
少し前になりますが、家族手帳をもらいました。
今頃ゲット 家族手帳_b0049218_005525.jpg


おそい、って思われた方いるかと思います。はいその通りです。私もイライラしました。
普通、結婚式当日にサインも済ませてしまう人が多いのですが、私たち、結婚式した後に書類系を済ませました。相方の休みが全然なくて、間に合わなかったの・・・。





この家族手帳をもらう為にしたこと。(結構前のことになりますが、忘れないため、記録として書きます)

1、日本から戸籍謄本を送ってもらう。

2、アンカラの日本大使館へ行き、戸籍謄本、パスポートのコピー提出。そして婚姻具備証明書(トルコ語訳されたもの)をもらう(手数料17YTL、1500円程度)。

3、その婚姻具備証明書をトルコの外務省に提出。その紙の裏にサインとハンコをもらう(確か手数料13YTLくらい、1000円強だった)。

4、地元の役所に行って家族手帳をもらう準備を進める。ここでは相方の書類が必要となりました(恐らく相方の独身を証明するもの)。

5、書類の準備完了とともに、私たち二人のサインを記入、同時に証人として友人二人のサインを記入してもらう。

6、家族手帳ゲット!(一冊50YTL、5000円弱也)


結局、正攻法(?)でいきました。もっと簡単な方法があるっぽい。例えば日本で婚姻届を出して、婚姻証明をもらって、それをトルコの役所に提出したら家族手帳が貰えるっぽい。
でも情報が曖昧な上に、親の遠隔操作が必要かつ迷惑かけると思い、この方法をとりました。ちょっとアンカラ散策もしてみたかったしね(←これ一番のネックかも?!)。

アンカラの日本大使館の人は割合いい人でした。私たち、時間がないので一番乗りで大使館着。私たちの後から出勤してくる日本人がいたくらい、おーい!
基本は翌日発行の書類ですが、遠くから来ていて、なかなか来る機会がない、と事情を説明したら、すぐに発行してくれました。
そこにいたおばちゃん、トルコ語ぺらぺらでした。当たり前か。相方が日本語で話してもトルコ語で返す荒業。
書類が出来次第連絡します、と言い、結局2時間もかからなかったんじゃないかな。そんな書類がどうして基本翌日発行?という疑問はさて置いて、素早く対応してくれた日本大使館の人に感謝。でも、ほんとになぁんてことない内容の紙でした。大使館のサインとハンコが一番重要なんだろな。その次に続くトルコ外務省のサインとハンコも見た目が汚い。サイン読めない。芋バンで偽造できそうなくらいボロいハンコだきっと。

さらに愚痴を言うと、この外務省、新しく引越したのか、タクシーの運ちゃんが全然場所知らない。古いところに連れていかれたり、道行く人に聞いても誰も知らない。まず日本大使館にいた守衛のトルコ人に以前の場所を教えられたのがそもそもの間違い。タクシー3台は乗り継いだよ、ほっんとにもう。やっと着いたと思ったら昼休み前の11時55分だった。コントじゃないんだから・・・。しかも昼休み2時間も取る彼ら。やっぱり国の仕事してる人の待遇はいいのですねぇー。

とまぁ、苦労したものの、24時間以内にアンカラに行って書類とって帰ってこれたので、良かったです。(深夜カッパ出発、早朝アンカラ着で一日走り回る、夕方のバスに乗りカッパに深夜着、すごい!)
この日も相方が無理やり取った休みで、翌日仕事があるしで、どうしてもその日中に帰る必要があったのです。お目当てのお買い物ですが、役所の昼休みやらに翻弄されて、全然楽しむ暇はありませんでした。でもアンカラは住むのには良さそうな環境、それが感想でしょうか。お洒落なお店もカッパドキアではありえないくらい、たくさんありました。
日本大使館のある辺りも、他国の大使館が軒を連ね、まわりの家々は高級住宅街のようでした(溜息)。


・・・さてさて、アンカラでの仕事は一日で済んだのですが。
地元の役所ですることが何故こんなに遅れたのか。役所は長い昼休みを取る上、夕方5時には業務終了。相方、最近忙しくて一緒に行く暇が全然なかったのです。
結婚式が終わって2ヶ月も経ってから書類を済ませる・・・なんだそれ。その間の私の保証はどこにも無かった訳で、考えてみると怖い。

そしてこの町のすべての婚姻書類作成を担当しているおっちゃんが、これまたおしゃべりで軽率。今までこれらは全部僕がやったんだ、と言い自慢げに、ウルギュップで結婚した人の書類を見せてくれました(えぇんかいな・・・)。中には証明写真もばっちり貼ってあるので、知り合いを発見して喜んだり。日本だったら情報漏えいとか言われて罰せられるよ、おっちゃん・・・。
そして、これもトルコの風習なのでしょうか、そのおっちゃんに感謝の意をこめて謝礼金を手渡すのです。
これって変じゃないですか?おっちゃんは役所で自分の仕事をしているだけなのに、御礼として新郎新婦はお金を渡すなんて。こんなおいしい副収入、もしかして他の役所員もこんな感じなのかぁ?

究極は最後の「サインして家族手帳をもらう」が目的なんですが、それまでの過程が煩わしい。サインして手帳もらったときは、「へ?これで終わり?」って何だか拍子抜け。これの為にこんなに時間かかったのか・・・。

ともあれ、名実ともに夫婦になった私たち。
仲良くやっていこうね。
by eriko621 | 2005-12-03 01:32 | 結婚・手続き関連
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