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ぼちぼち
by eriko621
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あっついあっつい
ついに今年も9月に入りました。え?ついこないだ2008年に入ったって言ってたとこなのに。早いものです。日本にいると本当に時間の流れが早く感じます。1週間あっという間だもん。
本日1日は断食スタートの日ということで、前日から相方は色々と準備していました。abdestっていうイスラムの水浴び(お湯で)して髭とか綺麗に剃って、トルコ語で「断食します」とアッラーに宣誓?お祈りするのだとか。私は昨晩さっさと寝たので見ていません。
通常、日の昇る前にサフルという食事を取りますが、相方は、起きれないからということで、深夜にもぞもぞとお腹いっぱい、水分ぐびぐび、食事をしていました。食事は私が寝る前に用意したものです。

そしてあいにく今日の午前中は、病院に行く予定があったので二人で行ってきました。相方がちと手術することになりまして。たいしたことはないんですが。医者も「やっぱそれ、取りたいの?」みたいな反応でした。色々とお話を聞いて手術日の予約をして、検査の為の採血もしてきました。亡くなった義父が糖尿病持ちだったので、血糖値検査もついでに組み込んでもらいました。ただ、朝食は取っていない分、血糖値は低いと思いますけど。
採血なんて私は屁でもないんですが、順番が近づいてくるとそわそわし出す相方。痛いかな?やっぱり針のとこ見ないほうがいいかな?だとか、一緒に採血ルームに入って、と言う。
「んなもん、一人で行ってよ~。ちょっと血抜くだけやん。」(←冷たい)とばっさり切る私。子どもだって一人で採血してもらってるのに。大の大人が連れ添い付きで採血ルームへ、というのもかなり滑稽な感じがしました。だけどここは相方が外国人ということで大目に見て一緒に付き合ってあげました。
終わってみるとやっぱりたいしたことなくて、ケロっとしてました(当たり前か)。
でも、血を抜かれたから今日はやっぱり断食やめとこうかな・・・と相方の中で小さな葛藤が見られました。帰りも繁華街を通るので、ちょっとブランチして帰ろうかな・・・みたいな。採血の血の量って!ほんのちょっとですよ奥さん。
ここで私がちょっと一押しして「今日は採血されたんだし、しなくてもいいと思うよ、何かお茶してから戻ろう」って言ったら一発で落ちてたと思います。だけどここは悪魔の囁きはよして「せっかく昨日準備したのに、やめないほうがいいと思う」と言うと「そうやなぁ、お祈りもしたしちゃんとするわ」ってことで気持ちが落ち着いてきました。

あの急に涼しくなった日はどこへやら、今日は湿度も高くとても暑い日でした。こんな日の日中に冷たいお茶や水を飲めないのは本当にしんどいと思います。実際私は朝食も食べたのに、家に戻ってから喉が渇いてまず冷たいお茶を一杯。相方は我慢。ちょっと申し訳なくて見えないところで飲んだし。
それもこれも貧しい人の気持ちを分かるためだとか。日頃の食べ物への感謝の気持ちが一層高まることでしょう。確かに日没後の食事の美味しさは格別です。10日間しか出来なかった私が言うのもなんですが。

昼を過ぎると相方もいつもやってる通りで飄々としてました。夕方になってくると神戸の日の入り時間は何時何分かをネットで調べだし、同じ日本にいるトルコ人の友人に電話をして「そっちはどうよ?」みたいなことを話していました。いや、正しくは断食中のお決まりの挨拶をするのです。
私は断食をしていないので(薬も飲むし、やる気もないし)イフタル(日没後の食事)の準備が全然ダメでした。
トルコじゃ日没時間の一時間くらい前からちまちま食事を準備し、時間が過ぎたと同時に食べれるように用意するのが普通。そりゃもう一分一秒を今か今かと待ち構える感じでした。
だけど私ときたら、あぁ、あと20分くらいでイフタルかぁってな段取りだったので相方に急かされ料理しました。

明日からはもっと時間を考えて準備しようと思います。そして今、深夜ですが横で相方は食事を始めるところです。私なら胃もたれて寝れないな。
by eriko621 | 2008-09-02 02:22 | 日本の日常
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